クモノス事業部の永坂晴瑠です。
新入社員が加わり、フレッシュな挨拶が事務所を飛び交っています。
初心を思い出し、私も頑張っていきます。

新入社員も入ったということで・・・
今回の【徒然なるままに外壁調査】のテーマは「打診調査(だしんちょうさ)」についてです。
初心者の彼らの成長の糧になればと思い綴っていきます。

「打診調査」とは

※「打診調査」の様子

「打診調査」は、タイルまたはモルタルの表面を専用の道具で叩いて、タイルや下地モルタル等に浮きがある場合に生じる打撃音の変化により、浮きの場所と程度の調査を行うものです。「打診法」と呼ばれることもあります。

 

「打診調査」に必要なもの

「打診調査」に必須なものは、主に「テストハンマー」と「打診棒」、そして「経験」です。
多くの現場を経験し、様々な打音を聞くことによって、異音が発生する箇所や要因などをより素早く、より正確に判断することができます。尚、聴力を頼りに行う作業なので、長時間の作業は避けなければなりません。

※左側が「テストハンマー」、右側が「打診棒」

 

「打診調査」を行う理由

平成20年4月に「建築基準法」の改正が行われ、「定期報告制度の厳格化(特殊建築物のタイル外壁等における10年毎の外壁全面打診の義務化)」が制定されました。そのなかで外壁の全面打診が必要となりました。なぜ、全面打診が必要か、それは以下の理由があります。

1.外壁の損傷の確認
2.剥落防止(はくらくぼうし)の必要性の判断
3.第三者(歩行者等)への危害防止
4.補修工法・剥落防止工法の決定
5.落下防止措置の必要性の判断
6.補修・落下防止にかかる工期及び工費の試算
7.赤外線調査の必要性

 

これらのことを満たすために「打診調査」はあります。

簡単ではありますが、以上が「打診調査」についてです。
初心者の方々に、少しでも理解していただけたら幸いです。

次回:【徒然なるままに外壁調査 その②】~打診調査の道具~

投稿者プロフィール

永坂 晴瑠
永坂 晴瑠
クモノスコーポレーション株式会社の企画戦略室に所属。

クモノス事業部に所属時は、従来の目視調査や打診調査に加え、ひび割れ計測システム 「KUMONOS(クモノス)」や新赤外線調査システム「THERMO DELTA(サーモデルタ)」を使い、外壁調査業務を行っていました。

お客様のご依頼やお困り事を迅速かつ真摯にお応えできるように、日々勉強しております。

これからこの業界へ入る方や外壁調査にご興味のある方は、是非ともご一読ください。