クモノス事業部の永坂晴瑠です。最近は新入社員への技術指導を行っていて、人に教えることの楽しさと難しさを学んでいます。

世間では「ゆとり世代」「悟り世代」と呼ばれている年代の新入社員ですが、知識を吸収する能力が高く、驚いています。何をするにしても「世代」は関係ない、と改めて思いました。私も彼らに抜かされぬように、日々勉強しなくては・・・。

さて、前回の【徒然なるままに外壁調査】では「打診調査」の概要や必要なものなどを綴りました。今回は、打診調査に用いる道具「打診棒」と「テストハンマー」をピックアップします。

打診棒

このタイプの打診棒は一般的なものであり、タイル面の調査に向いています。全体の長さは、縮めた状態で約0.1m~0.2mで、伸ばした状態で約1.0m~3.0mになります。

先端には球体が取り付けられていて、球体を壁面上で転がしたり、叩いたりして打音を発生させます。

球体の素材は、金属製ではなくプラスチック製のものもあります。プラスチック製のものは、タイルを傷つけにくく、打音が軽減されるため、マンション等のタイル壁面の調査により向いています。

打診棒

伸ばした打診棒

打診棒(かぼちゃ玉タイプ)

球体が特徴的な形をしているこのタイプは、コンクリート面やモルタル面の調査に向いています。長さは、200㎜~2000㎜のものがあります。球体を面上で転がすことによって、打音を発生させます。※申し訳ありません、資料画像がないです…調べてみてください。

打診棒(レンコン玉タイプ)

レンコンを輪切りにしたような形のものがついているこのタイプは、天井や床面の調査に向いています。輪の部分を面上で転がします。連続性のある大きな打音を発生させます。長さは、0.4m~2.0mのものがあります。当社では、あまり使わないタイプのものです。※申し訳ありません、資料画像がないです…調べてみてください。

テストハンマー

一見、釘を打ち付ける金槌のような形状のテストハンマーは、下地モルタルの塗り厚が厚い場合やコンクリートの調査の際に用いられます。面を叩くことによって、打音を発生させます。また、調査面上に剥落の危険性がある場合は、その危険性のある箇所を先端が尖っている方で、安全性に考慮しつつ、叩き落とします。長さは、0.4m~0.9mのものがあります。

テストハンマー

今回紹介したもの以外にも、様々なタイプのものがあります。
お客様のご依頼に素早く、的確にお応えするためには、現場をたくさん経験するとともに、道具や方法などの知識を深めることが大事だと思います。

次回は、実際にこれらの道具を用いて、どのように打診調査を行っていくかを綴っていきます。

次回:【徒然なるままに外壁調査 その③】~打診調査の方法~

投稿者プロフィール

永坂 晴瑠
永坂 晴瑠
クモノスコーポレーション株式会社の企画戦略室に所属。

クモノス事業部に所属時は、従来の目視調査や打診調査に加え、ひび割れ計測システム 「KUMONOS(クモノス)」や新赤外線調査システム「THERMO DELTA(サーモデルタ)」を使い、外壁調査業務を行っていました。

お客様のご依頼やお困り事を迅速かつ真摯にお応えできるように、日々勉強しております。

これからこの業界へ入る方や外壁調査にご興味のある方は、是非ともご一読ください。