クモノスコーポレーション株式会社(本社:大阪府箕面市、代表取締役:中庭和秀)は、国土交通省が活用を推進する技術が掲載されている「点検支援技術性能カタログ」に、2021年10月29日付で新たに2件の技術が掲載されたことをお知らせいたします。「点検支援技術性能カタログ」には、過年度より登録されておりました技術と合わせて3件の当社技術が掲載されております。

登録技術はいずれも、当社の複数の点検技術を組み合わせて開発したものであり、様々な分野での点検機器・技術を保有する当社ならではのソリューションを提供しているものでございます。当社では今後とも、これらの技術を活用してお客様の抱える様々なご要望にお応えしてまいります。

≪新規掲載技術≫

『光波測量機「KUMONOS」及びレーザースキャナを用いたトンネル調査技術』(TN010016-V0021)
『スキャニングソナーとレーザースキャナによる橋梁基礎形状計測技術』(BR030037-V0021)

≪既存掲載技術≫

光波測量機「KUMONOS」及び高解像度カメラを組み合わせた高精度点検システム「シン・クモノス」(BR010006-V0121・令和元年度登録)

参照:
国土交通省:点検支援技術性能カタログ
https://www.mlit.go.jp/road/sisaku/inspection-support/

点検支援技術性能カタログとは

点検支援技術性能カタログとは、道路法及び省令に定める定期点検要領の中で、従来技術では対応できない箇所や人員・予算不足により従来の方法が実施できない場合の対策として、国土交通省が主体となり取りまとめた技術集となります。点検支援技術性能カタログは、画像計測技術(橋梁)、画像計測技術(トンネル)、非破壊検査技術(橋梁)、非破壊検査技術(トンネル)、計測・モニタリング技術(橋梁)、計測・モニタリング技術(トンネル)、データ収集・通信技術の7技術のカタログから構成されています。

掲載技術について

1.光波測量機「KUMONOS」及びレーザースキャナを用いたトンネル調査技術(新規掲載)

技術番号:TN010016-V0021

①技術の概要

本技術は、遠方より対象物の変状の形状・ひび割れの幅を計測できる光波測量機「KUMONOS」※1と遠方より形状を計測できる地上型レーザースキャナ(以降、TLS)計測を組み合わせることで、従来の目視点検に必要な高所作業車等が不要となり、現場における点検とデータ解析が可能な技術です。
※1.光波測量機にクラックゲージを内蔵し、対象物及び損傷の形状・幅を遠方より非接触で計測し、自動図化(CAD化)できるシステム。

 

②技術の特徴

  • 「KUMONOS」で変状箇所を1か所ずつ詳細に計測し、2次元及び3次元のトンネルの損傷データを計測します。計測データは専用ソフトにより自動で図化することができます。
  • TLSでトンネルの3次元形状を点群データとして取得します。点群データを設計値や過去の計測データと比較することで、トンネルの変位などの変状も計測することができます。
  • それぞれの計測データを合成して、3次元データ及び2次元の展開図として表現し、変状と変位を一つの図面で一元的に把握することができるようになります。

 

2.キャニングソナーとレーザースキャナによる橋梁基礎形状計測技術(新規掲載)

技術番号:BR030037-V0021

②技術の特徴

スキャニングソナー※2(以降、SS)及びTLSを用いて対象物の形状を計測し、3次元座標として形状をデータ化する技術です。
※2.高周波数測深用ソナーにより、水中の地形や構造物を3次元データ化するシステム

 
 
 

②計測結果の活用

  • SS(水中部の計測)を三脚に装着し、水底に沈めて水中の地形や構造物の形状を計測することで、洗掘状況や構造物の変位や損傷を把握することができます。
  • TLS(地上部の計測)で地形や橋脚などの構造物の地上部の3次元形状を点群データとして取得します。
  • SS及びTLSで取得したデータは、それぞれの共通点近傍となる水面付近の形状と水位を基準として、合成することができます。データを合成することで、フーチングなどの構造物の水中部と地上部で連続して発生している変位や損傷をシームレスに分析することができます。
  • 水中の洗掘や変位、損傷の発生位置の地上部との関連を事前に可視化することで、追加調査などを効率化することができます。

 
 

3.光波測量機「KUMONOS」及び高解像度カメラを組み合わせた高精度点検システム「シン・クモノス」(既存掲載・令和元年度登録)

技術番号:BR010006-V0121

①技術の概要

本技術は、「KUMONOS」と高解像度カメラの撮影・補正を組み合わせることで、構造物表面の変状確認が可能な技術です。

②計測結果の活用

  • 「KUMONOS」で計測した形状や幅をもとに写真を補正するとともに、現地の情報をデジタルデータとして保存できます。
  • 「KUMONOS」単体でも損傷の計測は可能ですが、高解像度カメラ画像を組み合わせることで、損傷の量に関係なく、一定の時間で現場作業を進めることができます。

 

本件に関するお問い合わせ

クモノスコーポレーション株式会社 広報課 
電話番号:072-749-1188(平日 9:00~17:00)
お問合せはこちらから https://www.kankou.co.jp/contact/