杭打設管理システム「バームステーション クラウド」が、 国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されました
クモノスコーポレーション株式会社(本社:大阪府箕面市、代表取締役:中庭和秀)は、杭打設管理システム「バームステーション クラウド」が、2021年11月19日付で国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されたことをお知らせいたします。
登録技術
杭打設管理システム「バームステーション クラウド」(KT-210074-A)
参照:
国土交通省 新技術情報提供システム(NETIS)
杭打設管理システム「バームステーション クラウド」
https://www.netis.mlit.go.jp/netis/pubsearch/details?regNo=KT-210074%20
新技術情報提供システム(NETIS)とは
新技術情報提供システム(NETIS:New Technology Information System)とは、国土交通省が新技術の活用のため、新技術に関わる情報の共有及び提供を目的として整備したデータベースシステムです。
公共工事等において、施工者がNETISに登録された新技術の活用を提案し、実際に工事で活用された場合は、活用の効果に応じて総合評価落札方式や工事成績評定での加点の対象となります。
登録技術について
杭打設管理システム「バームステーション クラウド」
NETIS登録番号: KT-210074-A
①技術の概要
基礎杭施工における杭芯の偏心量及び傾斜の打設精度管理において、バームステーション(同心円状のレチクルを搭載したトータルステーション)で計測した管理結果を、インターネットを通じてリアルタイムで共有するシステムです。計測結果はクラウドサーバーに蓄積され、杭毎の管理結果の報告書を自動作成します。
②活用の効果
- バームステーションを用いた3次元座標による定量的で測距精度に優れた計測手法を採用しており、リアルタイムでの偏心・傾斜の補正ができるため、施工精度が向上します。
- 杭打機のオペレーターが、現在の杭芯位置・傾斜のずれを数値で確認して補正することができ、言葉だけでは難しい杭の誘導が簡易化されます。
- 専用ウェブサイトにアクセスすることで、現場から離れた場所で計測状況を閲覧することやリアルタイム情報を複数人で同時に共有することができます。
- 専用ウェブサイトでは、杭打設の各工程の計測数値を元に、杭毎の施工履歴の報告書を作成することができます。
- 報告書の自動作成により、工程の短縮・経済性の向上が図れるとともに、従来技術では記録に残せなかった施工プロセスを記録することができ、施工履歴のエビデンスになります。
③適用できる工事例
- 鋼管・既成コンクリート杭打設工事
- 地盤改良杭の杭打ち工事
- 鋼管矢板打設工事
本件に関するお問い合わせ
クモノスコーポレーション株式会社 広報課
電話番号:072-749-1188(平日 9:00~17:00)
お問合せはこちらから https://www.kankou.co.jp/contact/